
所長神谷 寿美子
手に職をつけたいとの思いから医師の道を志す。大学を卒業後、東京逓信病院、社会保険中央総合病院(現・東京山手メディカルセンター)の呼吸器科で研鑽を積む。肺がんや間質性肺炎などの治療に携わり、治療法の研究の必要性を感じて大学院へ。2009年、東京大学大学院修了。2011年より現職。日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会呼吸器専門医。
どんなことでも相談できる家庭医療を通じて
患者さんの人生に寄り添うことをめざします
当院は60年以上の歴史があり、長年地域に根差した診療を提供してきました。そのため、ご家族の病気や介護、看取りなど、幅広い相談を受けることが多くあります。それを地域の医療・介護従事者や自治体と協働して解決へと導くこともわれわれの役割だと考えています。赤ちゃんからご高齢の方まで、さまざまな症状に対応するのが家庭医療です。一般的な風邪症状から生活習慣病、呼吸器疾患、皮膚のトラブル、整形外科の領域まで、診療科の垣根を越えた医療を提供しています。細分化が進み、専門の医師を受診できる機会が増えていますが、実は専門的な治療が必要な症例はそれほど多くありません。家庭医療を行う医師が増えれば、多くの人が気軽に相談できる場所が増えるはずです。家庭医療とはプライマリケアであり、患者さんの生涯に寄り添う医療の提供が当院のモットーです。何より大切にしているのは、患者さんのニーズを把握すること。発熱専用の外来の診療もその一つです。患者さんが安心して受診できる環境、そして病気だけでなく人を診る医療をめざしています。
些細なことでも
遠慮なくご相談ください
家庭医療とは、身近な医療の専門家として相談を受けるプライマリケアのこと。診療科にとらわれず幅広い症状に対応しています。
地域でのイベントも
主催しています
健康講座やイベント・各サークル(映画会、ころばん・セラバン体操、折り紙教室、健康麻雀など)を開催しています。
小児予防接種にも
注力しています
赤ちゃんの診療からご高齢の方まで幅広い世代に家庭医療を提供しています。慢性疾患管理や在宅医療についてもご相談ください。
内科全般
院長は日本内科学会総合内科専門医・日本呼吸器学会呼吸器専門医であり、風邪などの一般的な内科疾患のほか、生活習慣病や消化器官の症状、呼吸器疾患、皮膚トラブル、整形外科の領域に至るまで、幅広く対応しています。診療科の垣根を越えて総合的に診る家庭医療の提供が当院の特徴です。乳幼児の診療から高齢者の看取りまで責任を持ち、病気だけでなく人を診る診療をめざしています。
発熱の外来
発熱している方、また感染症(咳・喉の痛み・胃腸炎・下痢・風邪症状)の疑いがある方は2階で診察を行います。また発熱の外来は電話予約を行い、一般の診療時間以降に来院してもらう体制を整えています。発熱以外の症状で受診される方とは時間帯を分け、発熱の外来の診療は午前11時以降と午後4時以降に設定。一般の患者さんと発熱されている方が混在しないように、診療スペースと時間帯を変えています。
訪問診療
併設している訪問看護ステーションのほか、地域の施設や居宅介護事業所と連携しています。医療の質を上げるためにはケアマネジャー、訪問介護スタッフ、看護師などとコミュニケーションを図ることが必要です。患者さんにとっては頻繁に顔を合わせる身近な存在だからこそ、症状の進行や看取りについて相談されることも多く、その内容を共有することで不安を解消できるように努めています。
やまと診療所
JR中央・総武線 高円寺駅から徒歩10分
西武新宿線 野方駅